

神と仏が複雑に絡み合う独特の文化が発展した国東。その文化を六郷満山文化といいます。
六郷満山とは、国東半島の六郷にある寺院の総称でもあり、その多くが宇佐八幡神の化身といわれる仁聞菩薩の開基と伝えられ、かつてこの一帯は宇佐八幡宮の神領地でもありました。
中でも「両子寺」は、平安時代から鎌倉時代にかけて六郷満山の修行道場として栄え、江戸時代には杵築藩の庇護のもと、六郷満山の総持院の地位を占めていました。 |
 |
 |


国東市には山や谷、路傍のいたるところに、風景と一帯となった素朴で美しい石像が数多く残されています。
■聖域を守護する仁王さま
全国の石像仁王像の8割が国東半島にあるといわれ、六郷満山寺院や権現社には、必ずといっていいほど立っています。仏法を守護する役割を担っている一対の仁王像は、筋骨たくましく造形美豊かなものがあったり、とてもユーモラスな表情をしたものとさまざま。 |
 |
 |
■くにさき独自の国東塔
国東塔とは、納経や生前供養、墓標などの目的で造られた宝塔。国東半島に数多くあることから「国東塔」と呼ばれています。岩戸寺のものが銘文のある国東塔としては最も古く、最大の大きさを誇るのは、国見町別宮社の国東塔。姿形の美しさでは、武蔵町照恩寺のものが随一といわれています。 |

| 国東市には、消さない火祭りや奇祭、珍しい盆踊りなど、独特の祭りがあります。 |

国東市には福を呼ぶ火祭りが受け継がれています。国指定重要文化財に指定されている「修正鬼会」は、修正会という正月法要と鬼祭り、火祭りの行事が集合したといわれている、全国でも珍しい六郷満山を代表する伝統行事。年の初めに家内安全、五穀豊穣、無病息災を祈願します。
現在は、隔年交代で成仏寺と岩戸寺で行われ、また豊後高田市の天念寺でも毎年行われています。 |
 |
 |
■櫛来社(くしくしゃ)秋の大祭
(ケベス祭)
毎年10月14日に行われる起源や由来は一切不明の火祭り。守り神の「トウバ」と、奇妙な面をかぶった「ケベス」が火のついたシダを持って走り回り、観客に向かって振り回します。この火の粉をかぶると無病息災といわれています。 |
 |
 |
■子ども修正鬼会
毎年2月第2日曜日に武蔵町の丸小野・仲西・柿園地区で行われます。火防と五穀豊穣、子どもの無病息災を祈願する火祭りで、子どもたちの一生懸命な姿に真剣に見入ってしまいます。 |
 |
 |
■吉弘楽(よしひろがく)
中世の大友時代の初代城主・吉弘正賢が創始したといわれています。戦国時代のいでたちで、輪をつくって笛と鉦(かね)を奏でるなか、時にゆっくり、時に軽快に動き、そして飛びはね、全身を大きく動かして太鼓をたたく勇壮な舞です。 |
 |
 |
■御田植祭(おんだうえまつり)
早乙女に扮した男の子の田植えや、クワ取りの田たがやしなどの農作業を、鉦・太鼓・笛の囃子とともに模し、ユーモアたっぷりに演じられます。 |
 |
 |

|
 |

いにしえの歴史をたずねて、神仏習合とゆかりの深い宇佐神宮と国東半島六郷満山の三十三カ寺霊場を、約3〜4日間でめぐることができます。
■霊場めぐり
宇佐神宮・国東半島霊場巡り協議会
TEL:0978-82-0024(シーサイド大沢) |
|